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森林保全をテーマにした授業教材を、2022年度も提供開始しました。

株式会社 ARROWS ( 東京都中央区、CEO:浅谷 治希、以下ARROWS ) と、国際的な森林認証制度FSC ( Forest Stewardship Council🄬 ) の普及啓発を行うFSCジャパン ( 特定非営利活動法人日本森林管理協議会、代表:太田猛彦 ) は、2021年に引き続き森林の減少と劣化の現状や森林保全およびFSCマークの重要性を全国の中高生に認知・理解してもらうことを目的とした教材の無料提供を開始いたしました。

教材開発の背景
教育現場におけるSDGsの取り上げ増加や、中高生の環境・社会問題への関心の高まりを背景に、教育現場を通じた森林保全やFSCマークの正しく・深い理解の促進を目指し、関係省庁、関係団体、そして、FSCマークの普及にご賛同いただく企業様のご支援のもと、開発をしております。

昨年度の授業は高評価
2021年度、本教材を利用した先生および生徒から非常に高い評価をいただきました。
特に、生徒の「森林保全」に対する意識は、授業を受ける前に比べて 52% も向上しており、環境教育としての授業の効果が伺えました。授業を行った先生や生徒からは「スライドがとてもわかりやすかった」「台本が役に立った」などの声も届き、これを受け、今年度も全国の中学校と高等学校へ教材を提供する運びとなりました。

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教材概要
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■教材名称:森を守るFSCマーク – 知って学んでアクションに繋げよう –
■実施費用:無料
■授業時間:各1コマ ( 45~50分 ) 完結
■推奨教科・単元:中学校 ( 公民│さまざまな国際問題 ) ・高校 ( 現代社会│地球環境問題 / 公共|環境倫理 )
■教材内容:先生向け詳細資料・授業用スライド・映像教材・ワークシート・授業用進行台本 等
■授業実施可能期間:2023年3月末まで
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教材の特徴
本授業では、地球温暖化や森林の減少と劣化の現状、地球温暖化と森林の関係性や森林の役割をスライドと映像を通して学び、生徒自身に「自分に何ができるのか」を問います。2022年度の教材は、スライドやワークシート、先生向けの詳細資料をアップデートして、より深く森林保全について学ぶことができるようにしています。

そして、森林を守る取り組みの1つとしてFSC認証制度を知り、自分の身の回りにどれだけ森林に配慮した商品があるのかに気付くことで、授業後の行動変容につながることを狙った流れとなっています。

また、ワークでは、FSCマークの認知度を高めるためのアイデアを考案する内容となっており、具体的に考えた内容を応募できる「FSCアワード」についてもふれることで、社会との繋がりを生み出すことも可能となっています。

FSCマークとは
FSCの定めた基準をもとに、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や回収材等の責任をもって調達された原材料から生産された製品に、FSCマークがつけられます。FSCマークがついた製品を使うことで、世界の森林保全につながります。

第4回 FSCアワード
中高生のFSCマークの普及の重要性に対する理解が深まり、一人でも多くの中高生のアクションにつながればという想いから、中高生を対象としたFSCマークの普及アイデアコンテスト「第4回FSCアワード」のエントリー受付も開始しています。
▼詳細はこちら
https://jp.fsc.org/jp-ja/The4th_FSC_Award

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◆協賛
イオン株式会社、王子ネピア株式会社、花王株式会社、キリンホールディングス株式会社、クラシエホールディングス株式会社、シチズン時計株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、 日本製紙株式会社、日本テトラパック株式会社、日本マクドナルド株式会社、三菱製紙株式会社、 三菱王子紙販売株式会社、明星食品株式会社、明治ホールディングス株式会社、 株式会社ヤクルト本社 ※表記は五十音順

◆後援
環境省、消費者庁、林野庁、JICA 、WWFジャパン、日本サステナブル・ラベル協会
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■FSCジャパン ( 特定非営利活動法人 日本森林管理協議会 ) について

FSC ( Forest Stewardship Council, 森林管理協議会 ) は、環境保全の面から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理の普及を目的に、環境団体、林業者、林産物取引企業、先住民団体などを中心に、1994年に設立された独立した非営利団体。
現在世界の2億ヘクタール以上の森林と約50,000以上の組織がFSCの規格に基づき認証されている。
FSCジャパンはFSC国際事務局から正式に承認された、日本の窓口となる組織であり、日本国内におけるFSC森林認証の普及や、国内を対象とした規格の検討と作成を行っている。

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ARROWS Inc. について
https://arrowsinc.com/
全国の先生が情報共有できる国内最大のオンラインプラットフォーム「SENSEI ノート」を開発・運営。2017年からは、各領域のリーディングカンパニーと組み、先生向けに教材を開発・提供する「SENSEI よのなか学」を開始。
● 会社名 | ARROWS Inc.
● 所在地 | 東京都港区西新橋1-1-1  日比谷FORT TOWER 10F
● 代表取締役 | 浅谷 治希
● 設立年月 | 2013年2月
● 事業内容 | 学校教育変革事業

SENSEI ノートについて 
https://senseinote.com
「SENSEI ノート」は、3万人以上の先生がつながり、他の先生に相談してみたり、役立つ情報を発信したり、互いに交換できるサービスです。

SENSEIよのなか学について
https://senseinote.com/yononaka
「SENSEI よのなか学」は、日本や世界をリードする企業がもつ知見を注ぎ込んで作る完全オリジナルの「授業」を、学校の先生に無料で提供しているサービスです。

本件に関するお問い合わせ先
SENSEI よのなか学 運営事務局
Email info@arrowsinc.com
※お申し込み希望の場合、学校限定への提供のため、お手数ですが個別でお問い合わせください。