SENSEI 多忙解消委員会

日本財団

多忙の原因を特定する
「学校の健康診断」

                 

「学校の健康診断」を通して、多忙の原因を明らかにし、先生の働き方を変え、より子どもに向き合える学校づくりを目指しています。全国に先駆けて取り組む柏市で成功事例をつくり、全国へと拡げています。
※本プロジェクトは、一般社団法人日本教員多忙化対策委員会としてプロジェクトを切り出して実施しています。

SERVICE

多忙の原因を特定する「学校の健康診断」

現状の多忙解消の取組は病因が分からず治療を続けている状態です。定量調査に基づいて、自治体・学校でどのような業務課題があるかを診断します。

診断を踏まえた治療

各自治体・学校へカスタマイズした診断書を作成し、その後の施策立案や学校が自走して改善を続ける仕組みに繋げていきます。また、全国の自治体の業務課題を把握することで、より効果的な治療を開発していきます。

経年で効果検証

経年で診断を行うことで、導入した施策がどの程度のインパクトをもたらしたのか、学術的な観点も交えて効果検証を行います。専門性の高い検証を行うことで、より効果的な予算配分に繋げることが可能です。

PROJECT

柏の葉小学校(千葉県柏市)

柏の葉小学校では、過労死ラインを超過する先生の割合を昨年同月比43%から0%まで削減し、専門性の向上に時間を投資できている先生の割合を28%から60%まで増加させるなどの成果に繋げました。柏の葉小学校における先生の出勤から退勤までの行動観察や、学校に届く書類1500部の仕分けなど、現場に深く入り込んだ調査を経て、「学校の健康診断」は開発されました。今後は、全国にこのモデルを広げると共に、効果的な治療の開発に取り組んでいきます。

若い人たちが減っていることもあり、学校における業務改善は優先すべき課題の一つです。そこに民間の企業が入ってくれる意味は本当に大きいです。ARROWSは教育業界に新しい風を取り入れてくれる 存在だと思います。期待しています。

柏市教育委員会
内田 守 様

プロジェクトが始まって4ヵ月になりますが、ARROWSが入ってくれたことで自分たちが見えてなかったことが見えて、先生たちの意識が明らかに変わりました。また手応えがあるから、今まで負担でしかなかった業務改善がすごく楽しみに思えるようになりました。来年度はうちの学校で成功事例をつくり、市全体に広めていけるようにARROWSと一緒に頑張っていきたいです。

柏市立柏の葉小学校
杉浦 毅 校長先生