Information

文部科学省の働き方改革調査において、全国5つの好事例の1つとして柏の葉小学校が紹介されました。

文部科学省による「令和元年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果」において、柏市立柏の葉小学校が「勤務時間の縮減が進んでいる学校の取組」として、全国5つの好事例の1つとして紹介されました。

柏の葉小学校とは、2018年11月より多忙解消のモデル校として、先生の出勤から退勤までの行動観察や、学校に届く書類1500部の仕分けなど、現場に深く入り込んだ調査を実施して参りました。

柏の葉小学校では、
・過労死ラインを超過する先生の割合が昨年同月比43%から0%まで削減
・授業準備に時間を投資できている先生の割合が20%から44%へ増加
・専門性の向上に時間を投資できている先生の割合が28%から60%へ増加
といった成果が生み出されています。

そのような取組を踏まえ、多忙の原因を明らかにする「学校の健康診断」を開発しました。
自分たち自身、現場の先生方と並走して多忙解消に取り組む中で、「そもそも、多忙の原因が分からないため、行政や管理職の意思決定に繋げることができない」という課題意識に基づき、開発したサービスです。
今後は、他の自治体へも取組を拡大し、迅速に全国の先生の多忙解消を進めて参ります。

▶参考
令和元年度教育委員会における学校の業務改善のための取組状況調査結果概要
※柏の葉小学校の事例はP.39

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

一般社団法人日本教員多忙化対策委員会について
2017年より活動を開始し、2018年から日本財団より1.5億円の支援を得て事業を展開中。2018年秋から千葉県柏市と協定を結び、働き方改革の成功事例作りに成功。現在は、柏市全域への展開および、他自治体への展開中。
・社名:一般社団法人日本教員多忙化対策委員会
・代表理事:浅谷 治希
・設立:2018
・所在地:東京都中央区日本橋人形町3-7-6 LAUNCH日本橋人形町
・URL:https://arrowsinc.com/business/sensei-taboukaishou/